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責任者の日南優美(ひなみ ひろみ)です。
少し長いですが、私の「自分語り」にお付き合いいただけたら幸いです。
広島で生まれ育ち、中学受験を経て私立の中高一貫校に進学。大学受験も現役で地元の国立大に進学し…
一見スムーズに育ってきたように見えますが、実は私は勉強が大の苦手でした。
「今、何をしてるんだろう?」「これって結局どういうこと?」「イメージわかないなぁ…」
よく分からないまま数をこなすだけの勉強…そんな勉強、楽しくないに決まってます。
読書だけは昔から大好きだったので、読解力とカンと持ち前の強運を頼りに、大学の門をくぐったのでした。
大学に入ってみて驚いたことがあります。
「自分の好きなことを勉強するって、こんなに楽しいことだったんだ!!」
私はそこで始めて、「知的好奇心を満たす喜び」を知ったのでした。
でも大学の学部の授業って、実は専門分野の表面をかすめる、いわば「入門編」のようなもの。
私が本当に「知ること」「学ぶこと」の面白さにはまったのは、大学院に進学してからかもしれません。
修士課程では「教育社会学」を専攻。
同時にセミプロとして某家庭教師ネットワークで家庭教師をはじめます。
学部生の頃に、ほんの少し家庭教師をしていたものの、本格的に「教える」ことに取り組み始めたのは、ここからでした。
初めての生徒は、なんと中3生、しかも3人!!
重圧に押しつぶされそうでしたが、ありがたいことにみな第一志望に合格してくれました。
そうして、所属していた家庭教師ネットワークでは、徐々に生徒を多く任されるようになりました。
地元の情報番組で、家庭教師ネットワークの紹介のために出演したこともあります。恥ずかしすぎてオンエアは見られませんでしたが(苦笑)
研究室では、20数年生きるうちにいつの間にか染み付いた既成概念を打ち破ることに苦悶しながらも、知ることの愉しさに心震える思いをしました。
研究室でのブレインストーミングに心底わくわくし、脳細胞が活性化する感覚は言葉ではなかなか言い表すことができません。
徹夜で英語の文献を読み、自分の授業の準備をしつつ、生徒の単語テストを作成する。
修士論文のフィールドワークをしながら、膨大な資料を読みながら、修論をまとめながら、受験生の授業をする。
そんな日々を過ごしていました。
どちらも手が抜けず、とてもハードでしたが、次第に教えることで机上の研究では得られない「手ごたえ」を感じるようになりました。
担当していたのは、下は年長から、上は高校3年生まで。
どの学年でも、どんなカリキュラムでも、生徒の成長の鍵を「かちっ」と回すような、そんな手ごたえのとりこになっている自分がいました。
修士課程を終え、就職先に選んだのは、教育理念でとても共感したT社。
業界大手の塾でした。
T社に入社する際、少しわがままを言って、個別教室を担当させてもらいました。
小1から高3までが集う教室です。
家庭教師は各家庭に通わせていただくので、1日の対応人数がかなり限られます。
担当地区がのどかな田園都市周辺だったため、夏休みでも1日3軒伺えればいい方で、それでも移動距離は100kmをゆうに越えました。
教室だと対応できる人数は段違いに増えます。
「なんていいシステムなんだ!」と感動したのを覚えています。
そして、毎日楽しく教え、生徒と笑いあっているうちに、いつの間にか生徒が130名を超え、塾内でもトップの規模の教室となっていました。
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立つステージが変わり、また1からの出発となりますが、「学ぶことは、本当は楽しい」ということを気づいてもらえるよう、ご指導させていただきます。
勉強に対する「ひっかかり」は一人ひとりそれぞれ。
まずは何が何故苦手なのかを一緒に分析していきましょう。
そして少しずつ、苦手を克服するための「処方箋」を。
「練習量」が足りないのか、「理解」がきちんとできていないのか、「気分のむら」が問題なのか…
一人ひとりに応じたきめ細かな指導をさせていただきます。
それはすなわち世界にたった一つだけの授業です。
苦手意識を克服し、自信を取り戻したら、きっと次のステップが見えてくるはず。
そのお手伝いをさせていただくと同時に、人が誰しも本来持っている「知的好奇心」を掘り起こし、学ぶこと自体を楽しんでもらえたら…
これにまさる喜びはありません。