こんにちは!ヒナミです^^
今日は初夏の陽気だそうですね~
確かに車で出ると長袖Tシャツ1枚でも汗ばむくらいです。
こんな日は教室の窓を開け放し、春の風を感じつつ仕事をしています^^
職業柄「勉強苦手~~><」と言われる生徒さんとお会いすることが多いのですが、そんな生徒さんと接するときにいつもイメージに浮かぶのが「さびついてとまった歯車」です。
いつ頃から、何のきっかけでこのイメージがやってきたのかまったく分からないのですが、結構前から頭に浮かぶようになりました。
最初は少しずつ動いていた歯車ですが、回転が鈍るにしたがってだんだんさびつき、ついには止まってしまう…
それはもしかすると、「数学」という苦手教科を抱えていた過去の私自身をあらわしているのかもしれません。
(画像提供:BinaryApe)
さびた歯車を動かそうとすると、最初は大きな力をかけなければなりません。
一生懸命取っ手を持って、きしむ歯車を動かします。
少しでも力を抜くとすぐ止まってしまうので、絶え間なく大きな力をかけ続けなければなりません。
もとから好きなもの、得意な教科ならさびついたりはしないのですから、これは結構大変な作業です。
でも、時に潤滑油をさしたり、時に磨いたりしながら少しずつ動かし続けることで、いつかさびた歯車は輝きを取り戻し、動き続けるようになります。
その日は必ず来るのです。
「なんか、最近分かるようになってきたかも…」
そう言ってもらえることの嬉しさが、「教えるということ」の最大の醍醐味かもしれません。
「苦手」を作らないことが一番いい。
でも、そうはいっても苦手分野がまったくない人ってそうそういません。
元々の傾向もありますし、ちょっとしたきっかけであっという間に得意科目が苦手科目になってしまうことだってあります。
苦手になってしまったとしても…
日々少しずつ「動かし続ける」ことで、必ず苦手は克服できます。
力強く動き始めた歯車が、一体どこへ連れていってくれるのか。
ともに見守らせていただければ幸いです。