こんにちは、ヒナミです♪

今朝、蒔いていたズッキーニの種から芽がでました^^

種を蒔いてから1週間半…毎朝期待をこめて苗床を覆う新聞紙をあげ、「まだ出てない…」とがっかりする日々を送っていました^^;

家庭菜園は3年目、種から苗を作るのは初めての初心者ですが、誰が蒔こうと時がくればきちんと芽吹くようになっているのですよね。

結果をあせりがちな現代、待つことの大切さも忘れないようにしなければと思ったひと時でした^^

2013-04-15 09.54.27
これはまだ芽が出ていない頃*^^*
 
 
 
 
 
教育評論家の尾木直樹さんをご存知でしょうか?

「尾木ママ」として一躍時の人となられたので、TVで見かけたことのある方も多いのではないかと思います。

ヒナミはあまりTVを見ないのでブームにしっかり乗り遅れていたのですが^^;、「教育格差」について学んでいた院生の頃、何冊か尾木直樹さんの著書を拝見しました。

ヒナミ自身は尾木直樹さんの意見に全面的に大賛成!というわけではないのですが、『叱らなくてもすむ「しつけ」とは』という記事の中で興味深いことを言われているのを発見しましたのでご紹介いたします^^
 
 
『 きちんと言えば、子どもは理解できる

海外の例をご紹介すると、以前視察でオランダの学校に行った時に、とても驚かされたことがありました。4歳の子どもたちが、チャイムや指示がなくても授業の開始には席につくんです。僕はびっくりして、4歳の子どもにどうして理解できるの?と尋ねたら、教師は「みんな時計を見て動きます。きちんと言えば、理解できますよ」って言うんです。オランダでは、小さいころから相手の人格を尊重しながら一人の人間として接して、同時に自分のやったことには責任が伴うということを学び、自立した社会の一員となれるよう導いているんです。これには衝撃を受けましたね。(後略)』(Benesse教育情報サイト 教育ニュース 2013.4.19)より抜粋
 
 
この記事を読んで、毎日新聞のサイトで見かけた記事を思い出しました。

ユニセフが発表した欧米先進諸国の子どもたちの幸福度ランキングで、オランダが1位だったというものでした。

このランキングは、子どもの幸福度を「物質的豊かさ、健康と安全、教育、日常生活上のリスク、住居と環境」という観点で評価したものだそうです。

そして、「自分は幸福だ」と思っている子どもも回答の95%を占めたそうです。
(毎日jp 2013.4.11)

尾木直樹さんの視察だけでは一概には言い切れないとは思いますが、子どもが社会の一員として尊重される、そんな風土がオランダには培われているのかもしれないと思い、非常に興味深く思いました。

ちなみにこの幸福度ランキング、上位5位まではオランダ以外は北欧諸国がランクインしていたようです。
 
 
 
このランキングでは日本は対象に入っていなかったようですが、もし入っていたらどのような結果が出たのでしょうか。
 
 
直近の調査でも、日本の高校生の自己肯定感の低さが指摘されています。
(ReseMom,2012.8.22)
(「高校生の心と体の健康に関する調査」,2011.3)
 
 
しかし私はこの結果から安易に欧米の方が優れていると言いたいわけではないのです。

たとえ今現在問題を抱えていたとしても、日本には、欧米の人たちから見て驚くほど子どもを大切にする文化がありました。

開国時、欧米から来た使節は日本の親が子どもを大切に慈しむ様子を見て驚き、本国へ書き送る手紙の中で賞賛しています。

明るい展望をもつことのできる社会を作るのは、他の誰でもない私たち大人一人ひとり。

これからの子どもたちの未来、参考になるものがあれば参考にして、なるべく明るいものにする一助ができれば…と心から思います。